遥乃陽 novels

ちょっとだけ体験を入れたオリジナルの創作小説 『遥乃陽 novels』の他に『遥乃陽 diary 』と『遥乃陽 blog 』も有ります

人生は一回ぽっきり…。過ぎ去った時間は戻せない。

2022-04-04から1日間の記事一覧

『桜の匂い・希薄な赤い糸』(小学6年生~中学3年生)男子編  ダイジェスト

麗らかな春のまどろむ小学6年生初日の教室で、窓の外の桜色を眺める女の子の四角い爪が気になり、僕は彼女に声を掛けた。 人を寄せ付けない言動と、大胆な行動をする彼女に、僕は惹かれてしまう。 中学2年生の初日、教室の隅でキラキラと光りを帯びて輝く…

『桜の匂い・男子編』の内容紹介

僕は桜の匂いの彼女と出逢い、僕は彼女を知り、僕は彼女に恋をする。 桜の風の中で小学6年生の二人は出逢い、『彼女』に惹かれて想いを募らせる『僕』は行動的にも、積極的にもなれず、姑息な手段で伝えた想いは断られてしまったけれど、中学2年生の『僕』…

第2話 擦れ違い(私 中学1年生)『希薄な赤い糸・女子編』

第2話 擦れ違い(私 中学1年生)『希薄な赤い糸・女子編』 全校集会が終わり、講堂から教室に戻る途中、あいつを見た。 講堂と教室棟を繋(つな)ぐ連絡通路の中程で、溜(た)まっている5、6人の1年生男子の中に、あいつがいて、横を通る私には話しに夢中…

第1話 あいつ(私 小学6年生)『希薄な赤い糸・女子編』

第1話 あいつ(私 小学6年生)『希薄な赤い糸・女子編』 この街は、桜の木が多い。 4年生の終業式が済(す)んでから、引っ越して来た街は、桜の花が多く咲(さ)き乱れて、私は嬉(うれ)しくなった。 去年は、学校の屋上から見ていた。 この学校が建つ小立野(…

『桜の匂い・希薄な赤い糸』(小学6年生~中学3年生)女子編  ダイジェスト

『桜の匂い・希薄な赤い糸』(小学6年生~中学3年生)女子編 ダイジェスト 小学6年生の初日、コンプレックスだった爪の形を知らない男子に指摘されて、私はムカついてしまう。 名無しのメールは誰だか分からない男子からの告白だった。 それを中学2年生の私…

『桜の匂い・女子編』の内容紹介

『桜の匂い・女子編』の内容紹介 私は桜の匂いの中で彼と出逢い、私は彼を知り、私は彼を好きになる。 桜の風の中で小学6年生の『私』は『あいつ』に声を掛けられた。 中学2年生の『私』に送り主不明のメールの主は『あいつ』で、拒みたかったけれど後先面…